不動産は 教科書プラス「交渉力」

弁護士紹介
高砂 健太郎  Takasago Kentaro
【得意分野】
不動産関連 相続関連
【所属弁護士会】
大阪弁護士会
不動産・企業案件の取り扱いが多く,この分野の経験豊富なことが私の強みです。 弁護士が扱う分野の中でも,法律・裁判例などの知識に加えて,特に「交渉力」や「実行力」を問われるのが不動産問題です。 相談者の話を「よく聞く」ことを大切にして,トラブルを未然に防ぎ,納得のいく解決に導きたいと思っています。
不動産は 教科書プラス「交渉力」
弁護士の高砂健太郎です。このたびニュースレターを始めることにしました。皆様により身近に感じていただけるよう、不動産情報を中心に「ちょっと気になる」法律情報(と雑談)をお届けしたいと思いますので、どうぞお気軽にお付き合いください。
普段、私がご相談を受ける法律分野は多岐に渡りますが、中でも不動産に関する相談の件数が年々多くなってきました。もともと不動産に興味を持ったのは弁護士になる前で、弁護士を目指しながら父の不動産管理会社を手伝い始めたころでした。当時は弁護士は教科書どおりに書面を書くのが仕事だと漠然と思っていましたから、出入りする業者さんやお客様を交えて複雑な心理戦でかけひきする様子を、単純に面白いなと思って見ているだけでした。

 でも今振り返ってみれば、そのころ見聞きしたことが少しは役立っているように思います。実際に弁護士になって実感しましたが、弁護士の仕事はとても教科書どおりですむものではありません。特に不動産に関連する事件では「交渉力」が鍵になることが多いと感じます。単純な賃料の不払いでも、教科書どおりに裁判をして強制執行をするだけでは、お金だけかかって依頼者が損をすることもあります。相手が何を望んでいるのか。お金なのか、長く住むことか、どうにでもなれという気持ちなのか…。相手をよく見てタイミングを計り、心理を読みながら交渉する。その交渉力を磨くことでこそ依頼者の利益を守れると信じて、最後のぎりぎりまであきらめないことを信条にしています。
とはいえ、やはり交渉は一筋縄でいくものではありません。思い描いたとおりに解決できたときは本当にうれしいのですが、精神的にハードな面もありますし、人としての度量が必要だと思います。理想とする弁護士像まではまだまだ課題も多いですが、基本に忠実に、交渉力を意識し、日々精進して依頼者と相手方のハートをわしづかみにする弁護士になりたいです。